歯科技工士についてご紹介

歯科技工士とは

歯科技工士は、歯科医師と連携し、失われた歯の機能や美しさを取り戻すための専門家です。患者さん一人ひとりの状態に合わせて、入れ歯や歯の詰め物、被せ物など、様々な人工の歯を作製します。

仕事は、歯科医師から受け取った指示書や模型をもとに、石膏模型の作製、金属やセラミックなどの材料を使った加工、そして最終的な仕上げまで、多岐にわたります。高い技術力はもちろん、患者さんの顔貌や噛み合わせを考慮した美的センスも求められます。

手先の器用さを活かし、ものづくりに没頭できる仕事です。近年では、CAD/CAMなどのデジタル技術も導入されており、より精密で美しい人工歯の作製が可能になっています。

歯科技工士として歯科医療に貢献するには、国家資格が必須です。この資格は、専門知識と技能を国が証明するもので、指定の養成機関で3年以上学び、国家試験に合格することで取得できます。資格を得ることで、歯科医師の指示のもと、上記のような入れ歯や詰め物などの製作を通して、患者さんの機能回復と生活の質を高めることを支える専門職として活躍できます。

歯科技工士の仕事は、患者さんの笑顔と健康を支える、やりがいのある仕事です。

歯科技工士とは

歯科技工士のメリット

全国就業者数 約3.3万人
都道府県別就業者数

現役歯科技工士
インタビュー

歯科技工士
(19年目)
武川 巧輝さん
歯科技工士というお仕事を選んだきっかけは?
専門学校や短大などがまとめて掲載してある進路のてびきのような情報誌をぱっと開いたページにある学校に行こうと完全運でなったようなものです。それまで歯科技工士という職業は知りませんでした。
お仕事をされていて、どんな時にやりがいを感じますか?
社会人になって日々心の底から本当の意味での「ありがとう」を言われたことがあるでしょうか?患者様から自分の作った義歯により素敵な笑顔でその「ありがとう」を聞けた時やり甲斐を感じます。
どんな人が歯科技工士に向いていると思いますか?
人と接するのが好きで、共感力がある方。
歯科技工士を目指す高校生に向けてメッセージをお願いします。
歯科技工士は自分が作った技工物(人工臓器)で患者さんの予後の人生を豊かに変えることができ、社会、医療に大きな貢献ができる唯一無二の職業です。
応援しています。
もっと詳しく知りたいなら歯科学校のオープンキャンパスへ!

歯科技工士

歯科衛生士

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